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『紙の爆弾』令和元年8月号に木村代表の寄稿が掲載されました

『紙の爆弾』令和元年8月号に、「トランプ訪日、イラン訪問の『属国外交』日本の『独立』を阻む『従米ポチ利権』を暴く」と題し、弊会・木村代表による寄稿が掲載されました。
対米従属に汲々とする安倍政権を徹底批判し、独立国としての矜持をもって外交にあたるべきこと、日本から失われつつある「人間として当たり前の生活」をまず取り戻すことが、日本人らしい想像力の復活につながることを主張しています。
是非、ご購読を!








『紙の爆弾』令和元年8月号




「世界愛国者平和大会」約十年ぶりに開催

令和元年(2019年)7月2日、モスクワのロシア国家院(下院)議事堂国際会議室において、ロシアの愛国政党=自由民主党主催による「世界愛国者平和大会」が開催されました。

五回目、約十年ぶりの開催となった今回の大会にも、ロシア自由民主党のウラジーミル・ジリノフスキー氏の招待を受け、弊会の木村三浩代表が参加いたしました。




ロシア自由民主党 ウラジーミル・ジリノフスキー党首(中央)

かつて、ソ連を中心とした共産主義勢力がコミンテルンを結成し、「万国の労働者は団結せよ」と呼びかけましたが、その目論見はあえなく失敗しました。ジリノフスキー氏が提唱するのは「愛国者版インターナショナル」です。

ジリノフスキー氏の「万国の愛国者は団結せよ」というアピール、米国を代表してのロックフェラー財団のF・デービッド氏の登壇に続き、弊会の木村代表がスピーチの機会をいただき、「イラク戦争を引き起こした米政権の中枢にいたブッシュ、チェイニー、ラムズフェルドは、戦犯として国際法廷で裁かれるべきである」「グローバリズムの波によって日本においても国内の富を1%の富裕層が独占し、99%は貧困に喘ぐ格差が起こっているが、このような歪な構造は是正しなければいけない」等と訴えました。

木村代表が、首都上空がいまだに「横田空域」として米軍の管制下にあることに触れると、会場からどよめきが起こりました。

当日の様子は、7月15日発売の「週刊アエラ」に紹介されています。


「アエラ」2019年7月15日号



『紙の爆弾』平成31年4月号に木村代表の寄稿が掲載されました

『紙の爆弾』平成31年4月号に、「北方領土問題の解決阻む日米“反ソ”洗脳の歴史 『敗戦』の事実を“従米”で誤魔化し続ける日本」と題し、弊会・木村代表による寄稿が掲載されました。
日露関係正常化を阻むアメリカのマッチポンプを批判した上で、反共・反ソで塗り固められた日本人の国民的意識を脱色し、日本独自の政策的意志を示すことを訴えています。
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『紙の爆弾』令和元年4月号




『紙の爆弾』平成31年2月号に木村代表の寄稿が掲載されました

『紙の爆弾』平成31年2月号に、「北方領土問題の真実 『自主外交』を奪われた日本」と題し、弊会・木村代表による寄稿が掲載されました。
アメリカのマッチポンプ的な「プロジェクトフラ作戦」のダブルスタンダードを徹底糾弾した上で、功名に焦る安倍政権の姿勢を戒めています。
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『紙の爆弾』平成31年2月号




『紙の爆弾』平成31年1月号に木村代表の寄稿が掲載されました

『紙の爆弾』平成31年1月号に、「『対米自立』西部邁の遺志を追う」と題し、弊会・木村代表による寄稿が掲載されました。故・西部邁先生との長年の交流あってこその代表の対米自立論です。
是非、ご一読を!








『紙の爆弾』平成31年1月号




木村代表の新著『対米自立』好評発売中

 

弊会・木村三浩代表の新著『対米自立』が、平成30年11月25日に花伝社から上梓されました。

同書では、横田基地問題・日米地位協定など、日本の対米従属の現状、代表や一水会の来歴、具体的な対米自立の方策などについて、わかりやすく述べています。また、巻末には元外交官の孫崎享氏との対談を所収しています。

本居宣長は、物事の価値基準に「漢意(からごころ)」が存在しているとして「漢意」を批判していましたが、同書では「米意(あめごころ)」に慣らされ、対米従属から自主独立を忘却してしまった現代日本に警鐘を鳴らしています。

是非、ご購読いただけますと幸いです。

『図書新聞』(3月16日号)『情況』(2019年春号)に、左右の垣根を越えて書評を掲載していただいています。ご参照ください。


『図書新聞』(3月16日号)

『情況』(2019年春号)



「東アジアに平和の海を」書評が新聞に掲載されました

 今年1月13日に発売された「東アジアに平和の海を=立場のちがいを乗り越えて=」(前田朗・編著、木村三浩・編著/彩流社)の書評が、「毎日新聞」2016年4月3日朝刊【今週の本棚】、「国際貿易」2016年3月1日(2144)号【図書紹介】に掲載されました。

 二紙ともに、日頃から弊会・木村三浩代表が主張している「対話の重要性」について取り上げており、思想や立場の違いはあっても、互いの主張を切り捨てるのではなく、対話を重ね、相互理解を深めていくことの意義について、各紙の読者の方々にも伝わったことと思います。

「国際貿易」2016年3月1日号
(クリックで拡大)

本書は左右の立場を超え、竹島/独島問題、尖閣諸島問題を中心に「東アジアに平和の海をつくる」というテーマを掲げ、本音で議論した討論本です。東京造形大学・前田朗教授と弊会・木村三浩代表に加え、康熙奉氏(カン・ヒボン 在日朝鮮社会科学者協会)、朴炳渉氏(パク・ピョンソビ 竹島=独島問題研究ネット代表)、陳慶民氏(東京華僑総会副会長)、岡田充氏(共同通信客員論説委員)、金東鶴氏(キン・トンハク 在日本朝鮮人人権協会事務局長)、四宮正貴氏(四宮政治文化研究所代表)、清水雅彦氏(日本体育大学教授・憲法学)、鈴木邦男氏(作家、一水会創設者)などの方々と討議し、この参加者全員が知識と歴史観を備えていること以上に当事者感覚を持った活動家、思想家として、真情とアイデンティティを賭けて議論しています。

「毎日新聞」2016年4月3日朝刊
(クリックで拡大)

 
 昨今、街中で横行している憎悪表現(ヘイトスピーチ)には政治的な用語や主張というよりは短絡的な誹謗中傷のみがあり、これを掘り下げていけば、自分に自信がなく承認願望だけが強い欲求不満精神が存在していることが露呈されるのです。そしてそれぞれが建設的な議論を形成せず、狂騒することのみが横行している状況において、何よりも対話の効用と重要性を認識していた先達の志を少しでも形にしようと試みられたのが本書のコンセプトです。是非、お買い求めいただき、御一読くださいますようよろしくお願いいたします。




「一水会ロシア・クリミア訪問団」がロシア・クリミアを訪問・視察

 木村三浩代表を団長とする一水会ロシア・クリミア訪問団は、9月10日〜17日まで、モスクワ、クリミアに於いて、様々な人々と意見交流を行ない、現地の状況を視察してまいりました。

 クリミアは首都のシンフェロポリ、セバストポリ、バフチサライ、サキ、ヤルタなどを訪れ、政府関係者、市長、社会団体などの方々の歓迎を受けるとともに、現在の政治状況やクリミアの今後の発展についての意見交換を行いました。
 また、9月13日には、クリミアの補欠選挙での投票行動に対し、エキスパートとして選挙管理者への質問や、不正がないか、きっちり監視をしてきました。この模様はロシア各地で大きくニュースとして報じられました。日本では、「ロシアNOW」にも掲載され、厳正な選挙であったことが確認されました。

今回の訪問で特筆すべきは、クリミア・タタール人の方々と会を重ね、意見交換を行ない、タタール人の方々の実情に触れることが出来たことです。現在、欧米メディアを中心に流されているタタール人の状況ですが、「ロシアによるクリミア・タタール人への人権侵害」などの報道が如何に実情を反映したものでないことが、当事者の方々から直に聞くことができ、現地での生の声との落差にしばしば驚かされることが多々ありました。

 
 16日にはモスクワにてロシア外務省を訪問しました。ちょうど、「20日から岸田外務大臣のロシア訪問が決定した」と日本のメディアで報道された直後のタイミングでした。弊会からはロシア側に対し、メドベージェフ首相などロシア政府要人が相次いで北方領土を訪問していることについて、遺憾の意を表明し、慎重な対応を取ってもらうことを強く申し入れました。
 それに対してロシア側からは、「これは国内問題であり、外交問題ではない」とする旨の回答がありました。意見の応酬がありましたが、弊会としては、北方領土問題は外交問題であると捉えており、平和条約締結交渉とともに、日ロ両政府が実務者として建設的な話し合いが行われることを望むとともに、弊会は民間としての立場で日ロ関係の発展を期すために様々な提案事項を示していきたいと思います。

 弊会では対ロ民間積極外交を推進するとともに、日ロ関係の平和と発展のために尽力したいと思います。その前提として日本の国益を守り、活動を積極的に展開してゆく所存です。

 尚、ロシア・クリミア訪問団の活動の詳細は、レコンキスタ437号(10月1日発行)に掲載しております。




一水会独自活動宣言
 (平成27年5月22日)

 「一水会ブログ」に掲載しております。以下のリンクよりご覧いただけます。
http://ameblo.jp/issuikai/entry-12029711098.html


日本政府によるムーサ・アブドラ弁護士入国拒否について 同弁護士から声明が届く
 (平成27年5月14日)

 「一水会ブログ」に掲載しております。以下のリンクよりご覧いただけます。
http://ameblo.jp/issuikai/entry-12026557119.html


一水会への街宣行動に対する木村三浩の見解
 (平成27年5月8日)

 「一水会ブログ」に掲載しております。以下のリンクよりご覧いただけます。
http://ameblo.jp/issuikai/entry-12024122968.html


一水会への街宣行動に対する木村三浩の見解
 (平成27年4月17日)

 「一水会ブログ」に掲載しております。以下のリンクよりご覧いただけます。
http://ameblo.jp/issuikai/entry-12015510741.html


■表現者 Espressivo Vol.60に木村三浩代表による寄稿が掲載されました

表現者 Vol.60

 

「『ダーイッシュ』が惹起した日本人拘束殺害事件」と題して、長年アラブ方面と交流を持ち、今回の日本人拘束事件に際しては実際にヨルダンに足を運び、解決の一助になるべく活動した木村代表の目からの日本政府批判と、今後いかにあるべきかが述べられています。

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■4月14日発売「週刊朝日」に木村三浩代表、鳩山由紀夫氏、孫崎享氏の対談が掲載されました

4/14発売の週刊朝日

 

「安倍首相は沖縄”植民地総督”にでもなったつもりか!」と題し、沖縄の米軍基地問題で強硬路線を崩さない安倍政権に対し、三者がそれぞれの視点から問題提起を行っています。

鳩山氏は首相時代に「最低でも県外」と主張し、現在も現地の人々のためにできることを模索し続けている点について語り、また、孫崎氏は元外交官の立場から、この問題に対する見解を述べています。さらに、木村代表と鳩山氏がクリミア訪問をした際、菅官房長官がクリミア編入を「侵略」と明言した問題から、今後の北方領土問題の行方についても三者が言及しており、昨今の世界情勢をみてゆくうえで重要な論点が見えてきます。

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■雑誌「PRESIDENT」2015.5.4号に木村三浩代表のインタビューが掲載されました

PRESIDENT 2015.5.4号

 

NEWS FILE「なぜ政府は湯川・後藤氏の遺骨収集に動かないか」と題し、木村代表がISIL日本人人質事件で亡くなった方々の遺骨返還交渉のため三月にヨルダンを訪問した際の模様を語るとともに、 日本政府がこの問題に対して何ら対処をしてこなかった点について言及しています。

 また、20年以上にわたってイスラムの人々と交流している日本人として、今後もヨルダン人の方を通して遺骨返還に向けた交渉を行ない、情報を求めていく決意を語りました。

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■週刊「SPA!」3/24・31合併号に木村三浩代表の談話が掲載されました

週刊「SPA!」3/24・31合併号

 

「“視察団”に同行した民族派新右翼一水会・木村三浩代表が鳩山バッシングに大反論!」と題されたページにて、「SPA!」編集部の質問に答える形で、鳩山友紀夫元首相と共にクリミア半島を訪問した経緯などについて語っています。

 日本が欧米に追従するだけの対ロシア経済制裁をやめ、欧州からアジアへと重点を変えつつあるロシアと新たな外交を結ぶこと、それこそが日本の真の自立への道と語られています。

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■「月刊日本」3月号にヨルダンを緊急訪問した木村代表のインタビュー記事が掲載されました

「月刊日本」3月号表紙

 

今号は「イスラム国」事件を取り上げ『日本は歴史的岐路に立たされた』として

木村三浩代表の『欧米協調主義から脱却せよ』、佐々木良昭氏『イスラム国の拡散は食い止められない』、柳澤協二氏『危機管理なき安倍政権の対テロ戦争』、佐藤優氏『世界イスラム革命が始まった』、小松啓一郎氏『キリスト教文明とイスラム文明の対立を仲裁せよ』、馬渕睦夫氏『イスラム国がもたらす世界大混乱』が掲載されています。

  また、亀井静香氏『俺は平成の一揆を起こす』、伊藤貫氏『米国の狙いは“属国日本”の維持だ』など読み応えのある充実した内容となっています。

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■週刊朝日2・27号に木村代表のインタビュー記事が掲載されました

@ 「伝統と革新」18号

 

A 2/17発売の「週刊朝日」

 

2/4発売された「SAPIO」3月号

@ 2月20日発売の「伝統と革新」18号の特集は「昭和」は遠くなったのか? です。主な記事は

清水信次氏 「激動の昭和を経て今この国を憂う」
丸山和也氏 「力強い個人づくり教育で、日本国の誇りを取り戻せ」
小田村四郎氏 「昭和の全時代を生きて今思うこと」
佐藤優氏 「昭和の『危機思想』について考える」
伊藤隆氏 「『昭和天皇実録』の公開で、期待される昭和史研究の進展」
田久保忠衛氏 「立憲君主国としての立場を、憲法で明記すべきとき」
 また木村三浩代表が「日本人に帰属性を感じさせない、戦後空間の根本問題」と題して寄稿しています。

A 2月17日発売の「週刊朝日」に「イスラム国」に関連してヨルダンを訪問した件についてインタビューを受けた記事が掲載されます。

 

B 2月20日号の「週刊金曜日」に座談会「イスラム国人質事件で安倍首相は責任をとれ」が掲載されます。
 座談会出席者は亀井静香衆議院議員、菅沼光弘アジア社会経済開発協力会会長、村上正邦元自民党参議院議員会長、そして木村三浩一水会代表の4氏です。

C 2月20日号の「月刊日本」の「イスラム国」特集で木村代表がインタビューを受けています。


D 「SAPIO」3月号に元外務省国際情報局長の孫崎享氏がTPP交渉における健康保険制度が崩壊する危険性について述べています。

 一水会はTPPに含まれる様々な危険性と、アメリカの一方的な利益につながる不平等な条約に強く反対の立場をとっており、この孫崎氏の記事に全面的に同意を示すものです。


■武蔵野陵墓の勤労奉仕

参拝の後、全員で記念撮影

日陰には、うっすらと雪が残っていました

 2月13日、多摩瑞穂青年勤労奉仕団として、一水会はじめ、日本狼の会(義進護国会あらため)など計十名が参加し、武蔵野陵墓地の勤労奉仕を行ないました。
 今回は、大正天皇陵「多摩陵」、貞明皇后陵「多摩東陵」、昭和天皇陵「武藏野陵」、香淳皇后陵「武藏野東陵」の側溝に溜まった落ち葉の撤去と「表参道」の美化活動をさせて頂きました。

 奉仕活動に先立ち、全員で各陵墓地に参拝した後、担当者からの指示で作業に取り掛かりました。
 先日降った雪が日陰の部分に残っているものの、雲一つない空の下での陵墓の清掃奉仕は清々しく、うっすらと汗をかくほどでした。
 昼休憩をはさみ、午後三時まで務めさせていただき、作業終了後は宮内庁担当官の方から労いのお言葉と貴重なお話を伺い、また記念品を受け賜わり、充実したありがたき一日となりました。

陵墓の勤労奉仕についての情報はこちら

http://www.kunaicho.go.jp/ryobo/labor_service.html
 


■政府主催による「建国記念の日」奉祝式典を求める活動を行なう


開催に先立ち国民儀礼を行なう


通行人に飴を配りました



多くの弁士が駆けつけてくれました


木村代表の演説


終了後の記念撮影

 

 2月11日(水)「建国記念の日」を政府主催での奉祝式典を求める民族派有志による街頭宣伝活動が新宿駅西口にて行われました。昨年に続き日本狼の会(上條進一会長)が年四回実施している奉祝街頭活動の一つとしているもので我々一水会も「日本の『建国記念の日』を祝う会」として連帯して活動しています。

 午後一時より、国民儀礼が行なわれ、国家斉唱、皇居遥拝、戦没者への黙祷の国民儀礼を捧げ、その後上條進一会長が口火を切る演説を行ないました。

 次いで「日本の『建国記念の日』を祝う会」に名を連ねる民族派の弁士による街頭演説が繰り広げられました。
また、演説の合間にはこの日の歴史的な意義に思いを馳せていただくため、日本狼の会により用意された「奉祝 紀元節 建国記念の日」と記した袋入り金平糖を道行く方々にお配りし、受け取られた老若男女たくさんの方々に大変喜んでいただきました。

寒気を払う四時間近くの大演説会、その演題は弁士それぞれに多岐に渡るものとなりました。
印象的であったのは昨今日本を揺るがした「イスラム国」日本人人質事件に各弁士が言及し、具体的には様々な違いがありながらも国を憂う者として意見と方策を述べ、その話題には足を止める方も多くおられました。

 弊会木村代表は最後の演説を務め、定刻の午後五時まで日本人人質事件に関連してヨルダンを訪れたことを報告するとともに、日本政府の対応を厳しく批判し、現地では日本のナショナリストとしてマスコミへの意見表明などに奔走した体験を語りました。

 「日本の『建国記念の日』を祝う会」では、本日この日が日本書紀に記された神武天皇が御即位あそばされた日にして我が国日本の誕生した日であり、かつて戦前には「紀元節」と呼ばれて賑々しく祝われた日であり、それが敗戦後の占領政策のなか失われ変形されて現在に至ること、平成24年の自民党政策案で「『建国記念の日』は政府主催で挙行」と記されていながら相応の式典がなされないことへの憤りを日本民族派としての熱誠をもって表明し、このように街頭にて演説会を催し、金平糖と飴を配り、広く社会に訴えることが重要である、とあらためて痛感いたしました。


■15日手交した質問状に都知事より回答を頂きました

手交した公開質問状

 先般平成27年1月15日、木村三浩代表ら一水会メンバーが舛添要一東京都知事に手交した、「2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催に先駆けて米軍の首都圏航空管制空域返還などについての公開質問状」に対し、回答期限となる本日(1月29日)、舛添都知事よりの回答書が送付され受領しました。

 日米安全保障体制にまで言及されたその内容については、次号「レコンキスタ」430号に全文掲載させて頂きますが、我々の質問状から逃げることなく回答がなされたことに舛添都知事および関係各所の真摯さを感じ、その誠意ある態度を評価したいと思います。

 手交した公開質問状の内容は、2月1日発行のレコンキスタ429号に掲載致します。

 


■「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」控訴に向け本格稼働はじまる

会場は全国から集まった約200名の方たちで一杯になった

幹事長を務める山田正彦元農林水産大臣のあいさつ

翌25日、東京新聞の報道
(クリックで拡大)

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役員

(代表)
 原中勝征
(副代表)
 池住義憲/和田聖仁
 藤田和芳/永戸祐三
 山本伸司/加藤好一
 庭野吉也
(幹事長)
 山田正彦
(副幹事長)
 林 一雄
(会計担当)
 溝口眞理
(会計監査)
 筒井信隆/辻恵

 1月24日(土)午後6時から、弊会が設立メンバーとしても名を連ねている「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」の設立総会が秋葉原の「AP秋葉原」で開催されました。

 総会に先立ち、TPPに反対の立場をとるニュージーランド・オークランド大学教授のジェーン・ゲルシー教授による記念講演が行われ、条約締結の危険性を具体的事例を紹介しながら語りました。

 講演終了後、短い休憩をはさみ設立総会に移り、これまで準備委員会としての活動を「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」に全権移譲すること、2015年度予算案、選任役員、及び訴訟にあたる弁護団など発表され満場一致で承認されました。

これで、3月か4月中の控訴を目指して本格的な運動が開始されることになりました。これからも、一層の協力を宜しくお願いいたします

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呼びかけ人(アイウエオ順/敬称省略/9月23日現在)

・池住義憲(立教大学教授)
・色平哲郎(佐久総合病院医師)
・岩上安身(フリージャーナリスト、IWJ代表)
・岩月浩二(守山法律事務所弁護士)
・植草一秀(経済学者・評論家)
・宇沢弘文(日本学士院会員・東京大学名誉教授)
・郭洋春(立教大学教授)
・片岡宏明(生協グリーンコープ共同体専務理事)
・加藤好一(生活クラブ代表理事会長)
・加藤登紀子(歌手・音楽家)
・神田博史(AMネット理事)
・菅野芳秀(山形県・農民)
・喜納昌吉(音楽家(元参議院議員))
・木内みどり(女優)
・木村三浩(一水会代表)
・斎藤孝一(全国農民組合連合会会長)
・鈴木宣弘(東京大学教授)
・高野孟(インサイダー編集長)
・武田かおり(NPO法人AMネット事務局長)
・蔦川正義(佐賀大学名誉教授)
・堤未果(ジャーナリスト)
・西井和裕
・庭野吉也(東都生活協同組合代表理事理事長)
・原中勝征(日本医師会理事長(前会長))
・藤田和芳(大地を守る会/代表取締役社長)
・孫崎享(評論家・元外交官)
・水野誠一(経営者)
・三宅洋平(音楽家、社会活動家)
・山田正彦(山田正彦法律事務所)
・山本伸司(バルシステム/代表理事・理事長)

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■新春の一水会フォーラム、盛会の中で今年もスタート!
   平成27年1月14日 第155回 一水会フォーラム開催

「TPP」「建国記念の日」「御陵奉仕」などの活動予定を伝える伊藤事務局長

 

対米自立にむけた具体的活動を説明する木村三浩代表

 

お元気です!立ったままでの講演、質疑応答は2時間にも及びました。

 

休憩時間を利用して記念撮影

 

二次会会場は超満員となり熱気にあふれました

 

 ホテル・サンルート高田馬場三階会議室において、第155回一水会フォーラムを開催しました。

 今回は、政治評論家の森田実先生を講師にお迎えし、演題は「今後の政治展望を読む」と題してお話をして頂きました。

 冷え込みが厳しい日でしたが午後6時の受け付け開始から、丸山和也議員、西部邁先生、小島平和研事務局長、稲村公望先生、藤和彦先生など政治、経済、報道関係者など多くの方が来場され、今回の講演への関心の高さが窺えました。

 講演に先立ち、一水会・伊藤邦明事務局長から今後の予定として、1月24日に予定されている「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」の設立総会、2月11日に予定されている新宿西口での「建国記念の日」政府祝賀式典開催を求める街頭宣伝活動、そして2月13日に予定している「武蔵野御陵勤労奉仕活動」への参加説明がなされました。

 その後、一水会・木村三浩代表から近況活動報告とこれからの活動予定などが伝えられました。

 続いて、午後7時から始められた講演は、実に正鵠を射る内容でした。今日まで森田先生が営々と築かれた広範なネットワークを下敷きに、そこから得られた的確な情報で各政党が持つ特性と今後の動向について約1時間にわたる分析、説明をして頂きました。とりわけ現在進行中の民主党代表選について党員・サポーターの投票率がどの位の数字になるかを憂いておられたことはとても印象的でした。

そして、10分間の休憩をはさんでの質疑応答では、「リーダーの資格について」の質問に対し、現状の日本の政治は米国にお伺いを立てなければならない部分があり、反発をすると政権が潰されてきた。米国との関係をスルーできる人物がリーダーたり得るのではないか、特に注目すべきは戦前の気骨を持った石橋湛山であろう。と指摘した。また長期政権が予想される安倍政権がこれからどのような外交政策を取るのかなど興味深い質問に対しては、ユーモアを交え、ご自身のこれまでの蓄積に基づき参加者をリラックスさせる回答して頂きました。

 フォーラム終了後は、講師の森田先生を囲み、近くの居酒屋で恒例の二次会が行われました。西部邁先生、稲村公望先生など、これまでフォーラムで講師をされた先生方も参加され、初めて参加したという方たちとも交流が深まり、有意義なフォーラムとなりました。

 次回は、2月18日(水)午後6時30分からです。
講師はジャーナリストの下村満子氏を予定しております。演題は戦後70周年企画として「戦後処理の実質(仮)」でアジア助成基金の活動に関わられた当事者の報告となります。
 詳細は、弊会ホームページをご覧ください。
予約制ですのでお早目のお申し込みをお願い致します。
 


 

■一水会フォーラムの「御招待券」ができました!

企業、団体の皆様を対象に招待券を用意いたしました。

社員研修、営業など有意義にご利用ください。

詳しくは事務局までお問い合わせください。


■新年あけましておめでとうございます


 

 
新年明けましておめでとうございます。

 昨年は、皆様にご指導ご鞭撻を頂き無事活動を終える事ができました。

 月刊レコンキスタは、年12回の発刊ができ、一水会フォーラムも予定通り、11回の開催ができました。また、11月には「三島由紀夫・これもひとえに皆様方のご支援の御蔭と感謝申し上げます。

 また、海外の活動においてはロシア編入後のクリミアを訪問視察するなど現地を見て参りました。さらにアラブ関係でいえば、バクダッド支局を開設し現地の情報収集にあたっています。国内外共に懸命に活動をしてまいりました。日本の真姿を恢復する為に今年も頑張っていきたいと思います。

本年もよろしくお願い申し上げます。

一水会事務局


■新宿西口で「天長節」の街頭宣伝活動を行ないました


今回の街頭宣伝活動を主催した義進護国会の上條会長

義進護国会が準備した奉祝金平糖

TPP交渉の妥結反対を獅子吼する木村代表

 

 12月23日、午前9時より新宿駅西口において、天皇陛下の81歳の御誕生日を奉祝する街頭宣伝活動と、お祝いの飴配りを行いました。

 これは義進護国会(上條進一会長)の主催により、毎年行われている四大奉祝街頭活動の一環として実施されているもので、一水会は義進護国会と 連帯する形で参加しました。

 昨年に引き続き、義進護国会のメンバーに加え、弊会関係者から木村代表、伊藤事務局長ら6名が参加し街宣活動と奉祝金平糖を道行く人々にお配りしました。 

 この日、お祝いとして配られた1,000個の飴は、主催者である義進護国会が用意したものですが、募金箱に献金をして頂く方もおり、多くの方々に笑顔で飴を受け取って もらい、良き日を共に祝ってもらい、午後1時頃には全て配られました。

 街頭に立った弁士らは、天皇陛下がお元気に、満81歳をお迎えになったことをお祝いするとともに、「天皇誕生日」の祝日は、国民全体が天皇陛下を中心として団結し、絆を強めることの意義をあらためて確認する記念すべき日であることを、道行く人々に訴えました。

 演説の最後を務めた木村代表は、天皇陛下の御誕生日を奉祝するとともに、TPP交渉により食品の安全基準が変わることで日本国民に及ぼす影響や危険性、さらにISD条項が国の主権を脅かすことについて詳しく解説し、日本の危機を強く語りかけました。

また、レコンキスタ読者の青葉桜子氏や、和歌山市から上京した榎本保喜氏も心を込めた演説を行ないました。

街頭演説終了後、駅ビルで昼食をとり、冷え切った身体を暖め、一息ついてから解散となりました。
 


「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」設立総会のご案内

 平成26年9月24日の「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」準備会発足以降、11月末時点で1129名の方々にご入会を頂きました。引き続き、当初の目標としている一万人の入会をめざし、呼びかけを続けて行きます。

 TPP交渉の動向に関しては平成27年半ばの妥結を示唆する交渉閣僚もいるようで予断を許さない状況となっております。かねてから一水会は、日本の未来を案じ、国体を守るためTPP交渉絶対反対の立場を貫いてきました。
 そして、TPP交渉には、次の憲法違反があることから「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」と共闘することとし、設立メンバーに参加しています。

1.生存権(憲法25条)

市民の暮らしといのちへの影響は計り知れず、国民が人として当たり前に生き、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利が侵害される。

2.幸福追求権(憲法13条)

国政の上で最大の尊重が必要とされる生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利が侵害される。

3.司法主権(憲法76条1項)

ISD条項によって国が提訴されれば、規制や法制度が覆されかねず、国の司法主権が侵害される。

4.知る権利(憲法21条)

発効後4年間秘匿とする義務を負う秘密保持契約によって国民の知る権利が侵害される。


 この度、下記の通り「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」を設立するにあたり、総会を開催いたしますので是非ご参加お願いいたします。
 なお、会員申し込みは一水会事務局または公式サイト http://tpphantai.com で受け付けております。


日時 平成27年1月24日(土)午後4時から6時
場所 AP秋葉原(秋葉原ビジネスセンター1・4・5階(受付1階)
    東京都台東区秋葉原1番1号

準備会連絡先

〒102-0093 東京都千代田区平河町2-14-13 中津川マンション201

電話 03-5211-6880   FAX 03-5211-6886

mail: info@tpphantai.com http://tpphantai.com

 

交通アクセス
・JR各線・つくばエクスプレスをご利用の場合  「秋葉原駅」中央改札口より徒歩約5分
・東京メトロ日比谷線をご利用の場合  「秋葉原駅」2番出口より徒歩約5分
・東京メトロ銀座線をご利用の場合  「末広町駅」1番出口より徒歩約5分
・都営新宿線をご利用の場合  「岩本町駅」A3出口より徒歩約8分

 


連絡先 「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」設立準備会

〒102-0093 東京都千代田区平河町2-14-13 中津川マンション201

電話 03-5211-6880   FAX 03-5211-6886

mail: info@tpphantai.com http://tpphantai.com


■衆議院総選挙で与党圧勝


自民党政権公約2014の表紙

自民党政権公約2014に明記されている「憲法改正」の項目

 12月14日、475議席をめぐって争われた衆議院選挙は、改選前より4議席減らしたものの自民党は291議席を得る圧勝となった。そして、自公連立政権は過半数を大幅に超える326議席を占め、安定した政権運用が可能となった。

 さて今後、安倍政権はどのような政策を進めてくるのだろうか。首相自らが名付けた「アベノノミクス解散」として、国民の信を問う選挙と位置づけたからには本腰を入れて景気回復を目標に「アベノミクス」を強化してくるだろう。しかし、『政権公約2014』には以下の6項目が明記されていることを知っておかねばならない。

T.経済再生・財政再建
U.地方創生・女性活躍推進」
V.暮らしの安全・安心、教育再生
W.地球儀を俯瞰した積極的平和外交
X.政治・行政改革
Y.憲法改正

特に、憲法改正では<時代が求める憲法を〉として

●憲法改正国民投票法一部改正法が施行されたことに伴い、国民の理解を得つつ憲法改正原案を国会に提出し、憲法改正のための国民投票を実施、憲法改正を目指す。
●憲法改正のための投票権年齢が4年経過後に18歳になることを踏まえ、選挙権年齢を前倒しして18歳以上に引き下げる。

と述べられている。

 来年は、戦後70年という節目の年でもある。憲法改正の手続きは整いつつあるが、肝心なのは中身である。

 安倍政権は国際協調路線を基本に据えながら、集団的自衛権のようにある国の利益を代弁する更なる「従属憲法」の創出になってはならないよう、まずは釘を刺しておきたい。


■表現者「特集『ポツダム』を超えて」が好評!


「表現者 58号」の表紙

 

12月16日、全国書店にて販売の「表現者58号」(2015年1月1日)の特集「ポツダム」を超えて で、「日韓関係の根本を糺す」として、評論家の西部邁氏、関東学院大学教授、作家の富岡幸一郎氏、弊会の木村三浩代表が座談会を行なった記事が掲載されている。

 なかなか日本では報道されない韓国の愛国勢力が朴槿恵政権をどう見ているのか、などが紹介されており実情が理解できる。

 さらに、「瀬戸際の日本外交」米中韓そしてロシアと如何にわたり合うか というシンポジウムの記事も紹介されている。シンポジウム参加者は、京都産業大学教授の東郷和彦氏、政策研究大学院大学アカデミックフェローの原洋之介氏、西部邁氏、富岡幸一郎氏ら各氏が忌憚のない意見を述べている。

 役人の慎重論からなる外交政策ではなく、大胆に戦後の外交政策を転換させるような提案もなされている。
「表現者」そのものが重厚な読み物として他にも優れた記事が満載だ。是非、ご一読を。
 この本の「編集後記」の一部を紹介します。

 2015年は、第二次大戦終結70周年の年であるが、中葦人民共和国は「連合国」と称して、アメリカとの"同盟"強化をうたい、日本への軍事的圧力を露骨に示してくるであろう。韓国の朴槿恵政権は、APECで日中の首脳が会ったのであわてて日中韓の会談を用意するなどとの報道もあったが、この政権は「反日」の旗以外には存在理由がなくなっている。
 座談会「日韓関係の根本を糺す」は、「韓国の愛国勢力」の方々からの特別の取材をはさみ行なった。日本国内にいてはとても判らない事態が朝鮮半島では起っているのである。「反日」の根本が語られたと言ってもいい。

以上


■平成26年12月10日 第154回 一水会フォーラム開催


TPP交渉差止めを訴える
伊藤事務局長

 

一水会の近況活動報告をする
木村三浩代表

 

判りやすく明解な講演をする
馬渕睦夫先生

 

会場はいつものように満員と
なり熱気にあふれました

 

多くの型が参加した二次会で
挨拶をする馬渕先生

 ホテル・サンルート高田馬場三階会議室において、第154回一水会フォーラムを開催致しました。

 今回は、駐キューバ、駐ウクライナ兼モルドバ特命全権大使を務めた馬渕睦夫先生を講師にお迎えし、演題は「世界を操る支配者の正体 〜ウクライナ危機はハルマゲドンへの序曲か〜」と題してお話をして頂きました。

 午後6時の受け付け開始前から開場を待つ方も多く見られ、今回の講師、演題に対する関心の高さが窺えました。
 講演に先立ち、一水会から活動報告がありました。まず伊藤邦明事務局長から「TPP交渉差止・違憲訴訟」の説明と協力・支援のお願いが伝えられた後、木村三浩代表から近況活動報告がありました。
 主な報告は、@三島由紀夫・森田必勝両烈士顕彰祭が盛況のもと斎行されたこと、A12月15日発売予定の月刊誌「表現者」で西部邁氏、富岡幸一郎氏らと日韓関係について鼎談をしていること、さらに12月22日発売の「月刊日本」では東郷和彦氏(京都産業大学教授)とは、日ロ関係について、外交改築の転換を求める提起をしていることが報告されました。そして最後に、Bイラクの友人の訃報についても報告がなされました。

 続いて、午後7時から始められた講演は、なかなかマスメディアでは取り扱わない国際政治の舞台裏を、豊富な経験と鋭い知見から判りやすくお話をして頂きました。ざっとレジメにそって流れを追っていきますと、先述したように、メインタイトルは「世界を操る支配者の正体―ウクライナ危機はハルマゲドンへの序曲か―」で、@ウクライナ危機の正体、AクローバリズムVSナショナリズムの戦い、BAPEC後の世界、について話をして頂きました。
 講演後に馬渕先生が感想を述べられていましたが、非常に話しやすく楽しかったということで、内容の濃い1時間20分間の講演となりました。この講演録は、「レコンキスタ」平成27年1月号に掲載致します。

 休憩をはさんでの質疑応答では、国際政治におけるアメリカが目論む戦略などについて突っ込んだ質問などがあり、長年国際的な外交の場で活躍されてこられた立場から、明解かつ的確な回答が得られ、参加者一同大きくうなずきました。

 フォーラム終了後は、講師の馬渕先生も参加され、近くの居酒屋で恒例の二次会が行われました。こちらも多くの方々が参加され、若い学生、女性陣も楽しく語り合っていました。テーブル席もさらに二つ加える状況で、参加者たちはそれぞれ大いに語り合い盛り上がったフォーラムでした。

 次回は、新春1月14日(水)午後6時30分からです。
講師は政治評論家の森田実氏、演題は「今後の政治展望を読む(仮)」で、衆院選後の政治状況を解説して頂きながら、政権の目論見について分析して頂きます。また日本の進路なども提起してもらい、議論の土台を作って頂く予定です。乞、ご期待。
 詳細は、弊会ホームページなどをご覧ください。
予約制ですのでお早目のお申し込みをお願い致します。 


■三島由紀夫・森田必勝両烈士顕彰祭を斎行(2)

 11月24日に斎行されました「三島・森田両烈士顕彰祭」で檄文を朗読した同志社大生の態度が立派だったとの評判が多く寄せられています。
 改めて朗読の仕方も参集者に好感と強い印象を与えたと思いますが、檄文そのものの内容が現代社会にも通じるインパクトを与えたものと言えます。
ここに44年経った檄文の全文を掲載させていただきます。ご一読のほどお願いいたします。

 

両烈士の辞世            式次第


 

楯の会隊長 三島由紀夫

 

 われわれ楯の会は、自衛隊によつて育てられ、いはば自衛隊はわれわれの父でもあり、兄でもある。その恩義に報いるに、このやうな忘恩的行為に出たのは何故であるか。かへりみれば、私は四年、学生は三年、隊内で準自衛官としての待遇を受け、一片の打算もない教育を受け、又われわれも心から自衛隊を愛し、もはや隊の柵外の日本にはない「真の日本」をここに夢み、ここでこそ終戦後つひに知らなかつた男の涙を知つた。
 ここで流したわれわれの汗は純一であり、憂国の精神を相共にする同志として共に富士の原野を馳駆した。このことには一点の疑ひもない。われわれにとつて自衛隊は故郷であり、生ぬるい現代日本で凛烈の気を呼吸できる唯一の場所であつた。教官、助教諸氏から受けた愛情は測り知れない。しかもなほ、敢てこの挙に出たのは何故であるか。たとへ強弁と云はれようとも、自衛隊を愛するが故であると私は断言する。
 われわれは戦後の日本が、経済的繁栄にうつつを抜かし、国の大本を忘れ、国民精神を失ひ、本を正さずして末に走り、その場しのぎと偽善に陥り、自ら魂の空白状態へ落ち込んでゆくのを見た。
 政治は矛盾の糊塗、自己の保身、権力欲、偽善にのみ捧げられ、国家百年の大計は外国に委ね、敗戦の汚辱は払拭されずにただごまかされ、日本人自ら日本の歴史と伝統を涜してゆくのを、歯噛みをしながら見てゐなければならなかった、われわれは今や自衛隊にのみ、真の日本、真の日本人、真の武士の魂が残されてゐるのを夢みた。
 しかも法理論的には、自衛隊は違憲であることは明白であり、国の根本問題である防衛が、御都合主義の法的解釈によつてごまかされ、軍の名を用ひない軍として、日本人の魂の腐敗、道義の頽廃の根本原因をなして来てゐるのを見た。もつとも名誉を重んずべき軍が、もつとも悪質の欺瞞の下に放置されて来たのである。自衛隊は敗戦後の国家の不名誉な十字架を負ひつづけて来た。自衛隊は国軍たりえず、建軍の本義を与へられず、警察の物理的に巨大なものとしての地位しか与へられず、その忠誠の対象も明確にされなかった。われわれは戦後のあまりに永い日本の眠りに憤つた。自衛隊が目ざめる時こそ、日本が目ざめる時だと信じた。自衛隊が自ら目ざめることなしに、この眠れる日本が目ざめることはないのを信じた。憲法改正によつて、自衛隊が建軍の本義に立ち、真の国軍となる日のために、国民として微力の限りを尽すこと以上に大いなる責務はない、と信じた。
 四年前、私はひとり志を抱いて自衛隊に入り、その翌年には楯の会を結成した。楯の会の根本理念は、ひとへに自衛隊が目ざめる時、自衛隊を国軍、名誉ある国軍とするために、命を捨てようといふ決心にあつた。憲法改正がもはや議会制度下ではむづかしければ、治安出動こそその唯一の好機であり、われわれは治安出動の前衛となつて命を捨て、国軍の礎石たらんとした。国体を守るのは、軍隊であり、政体を守るのは警察である。政体を警察力を以て守りきれない段階に来て、はじめて軍隊の出動によって国体が明らかになり、軍は建軍の本義を回復するであらう。日本の軍隊の建軍の本義とは、「天皇を中心とする日本の歴史・文化・伝統を守る」ことにしか存在しないのである。国のねじ曲つた大本を正すといふ使命のため、われわれは少数乍ら訓練を受け、挺身しようとしてゐたのである。
 しかるに昨昭和四十四年十月二十一日に何が起つたか。総理訪米前の大詰ともいふべきこのデモは、圧倒的な警察力の下に不発に終つた。その状況を新宿で見て、私は、「これで憲法は変らない」と痛恨した。その日に何が起つたか。政府は極左勢力の限界を見極め、戒厳令にも等しい警察の規制に対する一般民衆の反応を見極め、敢て「憲法改正」といふ火中の栗を拾はずとも、事態を収拾しうる自信を得たのである。治安出動は不用になつた。政府は政体維持のためには、何ら憲法と抵触しない警察力だけで乗り切る自信を得、国の根本問題に対して頬つかぶりをつづける自信を得た。これで、左派勢力には憲法護持の飴玉をしやぶらせつづけ、名を捨てて実をとる方策を固め、自ら護憲を標榜することの利点を得たのである。名をすてて、実をとる!政治家にとつてはそれでよかろう。しかし自衛隊にとつては、致命傷であることに、政治家は気づかない筈はない。そこでふたたび、前にもまさる偽善と隠蔽、うれしがらせとごまかしがはじまつた。
 銘記せよ!実はこの昭和四十四年十月二十一日という日は、自衛隊にとつては悲劇の日だつた。創立以来二十年に亘つて、憲法改正を待ちこがれてきた自衛隊にとつて、決定的にその希望が裏切られ、憲法改正は政治プログラムから除外され、相共に議会主義政党を主張する自民党と共産党が、非議会主義的方法の可能性を晴れ晴れと払拭した日だつた。
 論理的に正に、この日を境にして、それまで憲法の私生児であつた自衛隊は、「護憲の軍隊」として認知されたのである。これ以上のパラドックスがあらうか。
 われわれはこの日以後の自衛隊に一刻一刻注視した。われわれが夢みてゐたやうに、もし自衛隊に武士の魂が残つてゐるならば、どうしてこの事態を黙視しえよう。自らを否定するものを守るとは、何たる論理的矛盾であらう。男であれば、男の衿りがどうしてこれを客認しえよう。我慢に我慢を重ねても、守るべき最後の一線をこえれば、決然起ち上るのが男であり武士である。
 われわれはひたすら耳をすました。しかし自衛隊のどこからも、「自らを否定する憲法を守れ」といふ屈辱的な命令に対する、男子の声はきこえては来なかつた。かくなる上は、自らの力を自覚して国の論理の歪みを正すほかに道はないことがわかつているのに、自衛隊は声を奪はれたカナリヤのやうに黙つたままだつた。
 われわれは悲しみ、怒り、つひには憤激した。諸官は任務を与へられなければ何もできぬといふ。しかし諸官に与へられる任務は、悲しいかな、最終的には日本から来ないのだ。シヴィリアン・コントロールが民主的軍隊の本姿である、といふ。しかし英米のシヴィリアン・コントロールは軍政に関する財政上のコントロールである。日本のやうに人事権まで奪はれて去勢され、変節常なき政治家に操られ、党利党略に利用されることではない。
 この上、政治家のうれしがらせに乗り、より深い自己欺瞞と自己冒涜の道を歩まうとする自衛隊は魂が腐つたのか。武士の魂はどこへ行つたのだ。魂の死んだ巨大な武器庫になつて、どこへ行かうとするのか。繊維交渉に当つては、自民党を売国奴呼ばはりした繊維業者もあつたのに、国家百年の大計にかかはる核停条約は、あたかもかつての五・五・三の不平等条約の再現であることが明らかであるにもかかはらず、抗議して腹を切るジェネラル一人自衛隊からは出なかった。
 沖縄返還とは何か?本土の防衛責任とは何か?アメリカは真の日本の自主的軍隊が日本の国土を守ることを喜ばないのは自明である。あと二年の内に自主性を回復せねば、左派のいふ如く、自衛隊は永遠にアメリカの傭兵として終るであらう。
 われわれは四年待った。最後の一年は熱烈に待つた。もう待てぬ。自ら冒涜する者を待つわけには行かぬ。しかしあと三十分、最後の三十分待たう。共に起つて義のために共に死ぬのだ。日本を日本の真姿に戻して、そこで死ぬのだ。生命尊重のみで、魂は死んでもよいのか。生命以上の価値なくして何の軍隊だ。今こそわれわれは生命尊重以上の価値の所在を諸君の目に見せてやる。それは自由でも民主主義でもない。日本だ。われわれの愛する歴史と伝統の国、日本だ。これを骨抜きにしてしまつた憲法に体をぶつけて死ぬ奴はゐないのか。もしゐれば、今からでも共に起ち、共に死なう。われわれは至純の魂を持つ諸君が、一個の男子、真の武士として蘇へることを熱望するあまり、この挙に出たのである。

 


■レコンキスタ12月号(427号)発刊しました

レコンキスタ12月号発行

 弊会機関紙「レコンキスタ」12月号(427号)が発売になりました。
巻頭記事は第11回ヴァルダイ会議におけるロシア・プーチン大統領の演説録です。

 また、TPP反対の立場から農業と医療の各分野の当事者の声を掲載しました。更に、日朝協議の欺瞞性をも明確に指摘しています。

 一水会の立場と今後の指針を発信しています。活動のなかから21世紀に対応できる愛国運動と次世代に繋がっていく活動の提起がされています。その他、情報満載です。是非ご一読ください!!


■平成26年11月24日 三島由紀夫・森田必勝両烈士顕彰祭を斎行

全国から多くの方が参集しました

厳粛に祭事が執り行われました

主催者挨拶をする木村代表

安田光敦氏の記念講演

満員の会場風景

大盛り上がりの直会

 11月24日、新宿区のホテルサンルート高田馬場にて全国各地より約百名の方々が参集して開催されました。

 44年前の昭和45年11月25日に市ヶ谷台上にて三島由紀夫、森田必勝両烈士が憲法改正を第一義として日本の自主性の恢復を訴え壮絶な自決をされた行動は、戦後体制脱却を示す意義として、一水会にとっては重要な価値を持つ日であります。両烈士の行動の継承を誓った日であるからです。

 これまで毎年、決行前日の11月24日に両烈士の思いを想起し、また行動の意義を恢弘するため「野分祭」を実行委員会形式で斎行して参りました。平成26年からは「野分祭」とは別に「顕彰祭」と銘打って両烈士の魂魄顕彰を一水会主催で斎行することになりました。

 第一部は、三島・森田両烈士を祀る顕彰祭を神式にて執り行い、学生らによる「檄文」朗読と「遺詠」奉唱が行われ、最後に主催者挨拶として木村三浩代表が「顕彰祭」を通じて両烈士の思いが次世代に繋がっていくために自らの役割を務めていきたい。21世紀に対応できる愛国者をめざし奮闘していきたいと述べ、祭事は厳粛に恙なく終了いたしました。

 第二部の記念講演は「三島・森田両烈士の精神を恢弘する時代がやってきた!」と題して安田光敦氏により、恢弘の意義を語っていただきました。 昨年、義挙当時の資料を集め、多くの元楯の会隊員を取材して『武人』(晋遊社)を発行するにあたっての取材の苦労と元隊員たちの秘話などが語られました。

 第三部は場所を移し、直会となりこちらも予約の座席数をはるかに超える方が参加され、急遽、隣の席も使わせていただきました。その後、二次会、三次会と話題は尽きることなく遠くは奄美大島など全国各地から参加された方々と親交を深めることができました。

 来年はさらに各界、各層から多くの参加者が来場されるよう真摯に取り組んでいきたい思います。改めて、参加頂きました皆様、および当日ご来場できなく、玉串を贈っていただいた方々に心より御礼申し上げます。

 

  

当日配布された式次第

 


■平成26年8月21日 アブハジア大統領選挙オブザーバーとして参加しました

アブハジア政府のチクバ外務大臣と

 8月21日に行われたアブハジアの大統領選挙の国際選挙オブザーバーとして参加してきました。2011年に続き、同国で行われた選挙の二度目のオブサーバーとなります。

選挙は透明かつ民主的に行われ、新大統領はハジンバ氏に決まりました。

詳細は次号レコンキスタ425号に掲載予定。

 


■平成26年8月3日 一水会、ロシア・クリミアを訪問しました

クリミア閣僚会議指導部との会見のもよう

聖ヴラディーミル教会をバックに記念写真を撮りました

 

 木村代表を団長とした「一水会ロシア・クリミア訪問団」がモスクワ経由でクリミアを視察してきました。

プーチン大統領側近である、オレグ・ベラヴェンツェフ・クリミア連邦管区大統領全権代表ほかクリミア政府高官と会見を行なうなどして、西側報道では伝えられないクリミアの現実を見てきました。

また、9月14日に行われる国家会議選挙の国際的オブザーバーとしての参加を打診され、承諾しました。

詳細はレコンキスタ424号一面に掲載。
 


■平成26年8月11日 『第151回 一水会フォーラム』を開催しました

木村代表がロシアから帰国直後の活動報告をする

さすが弁護士!説得力のある丸山議員の講演に聴き入る参加者

気概を持った生き方について熱く、また面白く語る!

丸山議員を囲んでの恒例の懇親会は木村代表の乾杯の音頭で開始〜!!

 8月11日、ホテル・サンルート高田馬場三階会議室において、第151回一水会フォーラムが参議院議員で弁護士の丸山和也氏を講師に迎え、「政治経済・教育に求められる日本の気概」と題して講演が行われました。
今回はお盆前という事もあり客足が懸念されましたが夏休み中の各大学から、学生の参加者も多く見られ、会場はいつも通りの満員となりました。
 講演に先立って、一水会事務局長の伊藤邦明から刷り上がったばかりの『かたりべ・創刊号』「建国記念の日」民族派全国統一行動特集(発行:一水会)の紹介があり、次いで、一水会ロシア訪問団としてクリミヤ半島を視察して当日帰国したばかりの三村真一郎編集委員から今回の日程や訪問地及びクリミヤで設定された会談の様子が簡単に報告されました。その後、木村三浩代表からはクリミヤの現状や具体的な会談の内容が伝えられました。詳しい報告は次号レコンキスタ9月号に掲載いたします。乞うご期待!
 帰国報告の後、講師の丸山和也議員が紹介され講演が始まりました。歴史認識について政治家がもつべき“気概”と“心性”そして聖徳太子と十七条憲法がもたらした社会性への影響など解りやすいお話で参加者も大い満足された様子でした。
 恒例の居酒屋での懇親会は、老(?)若男女同席で忌憚のない意見交換が行われ、いつもながらの楽しい場となりました。

次回9月の予定は、新党大地代表の鈴木宗男氏を講師に迎え「日ロ関係と国益を守ること(仮)」と題して開催させて頂きます。詳細は、弊会ホームページなどをご覧ください。
予約制ですのでお早目のお申し込みをお願いいたします。

 


■平成26年7月16日 『第150回 一水会フォーラム』を開催しました

はじめて首相経験者が講演した500回目のフォーラム

庶民的居酒屋は思わぬ来客にびっくり!
挨拶をする鈴木邦男氏と木村代表が鳩山友紀夫氏と小林節名誉教授をはさんでの二次会

7月16日、ホテル・サンルート高田馬場三階大会議室において、第150回一水会フォーラムが行われました。

今回は、元内閣総理大臣 鳩山友紀夫氏を講師に迎え、演題は「異論・反論・オブジェクション」〜東アジア共同体構築へ〜と題してお話をして頂きました。

今回は講師・演題を発表した途端にお問い合わせが殺到し、あっという間に予約の定員を超えてしまい、何人もの方にお断りすることになるほどの状況でした。

講演に先立って、一水会の木村三浩代表から活動報告がありました。次いでフォーラムに参加されていた憲法学者の小林節慶應大学名誉教授が挨拶をしてくださいました。
さて、午後7時から始められた講演ですが、大会議室は満員となり、エアコンの性能が追い付かないほどの熱気のなか、時おり発するジョークに笑いが起きるという雰囲気で進められました。

1時間20分の講演の後、休憩をはさんでの質疑応答では、メインテーマとなる東アジア共同体構築に向けた課題について専門的な質問も多くあり、グローバルな視点からアジア圏を捉えようとする考え方に『宇宙人』ではない、現実の政治的視点を持った人物として元政治家として発言をされました。

また庶民的な居酒屋で行われた二次会にも鳩山先生は参加され、店に向かう途中、道行く人に「あれ、鳩山じゃない?」と振り返られる場面もありました。二次会会場が大いに盛り上がったことは言うまでもありません。

次回8月の予定は、参議院議員・弁護士の丸山和也氏をお招きし、演題は「政治経済・教育に求められる日本の気概」と題し開催させて頂きます。詳細は、弊会ホームページなどをご覧ください。
予約制ですのでお早目のお申し込みをお願いいたします。

 


■平成26年7月15日 北遺族連絡会報告会に出席してきました

北遺族会の報告に聞き入る木村代表

会場では訪朝墓参のビデオが上映されました

 7月15日、永田町参議院会館で「北遺族連絡会」の報告会に木村代表と伊藤事務局長が出席しました。

 今月上旬、第9回訪朝墓参団10名が北朝鮮に行き、墓参してきたことが報告されました。会場ではDVD上映もあり、各地での墓参風景はもちろん、ホテルでの楽しい会食や移動するバスの様子などがリアルな映像でスクリーンに映し出されました。
 なかには思わず目頭が熱くなるシーンもあり、人道的立場からこの活動はこれからも維持していかなければならないと思います。

 しかし、大西るみ子北遺族連絡会事務局長は、5月にストックホルムで行われた日朝実務者会議が行なわれ、その後の会議で日朝協議の合意がなされたことを評価し、特に北朝鮮への制裁が一部解除されたことにより、これからの遺族墓参訪朝が政府間レベルで実施されることが望ましい」と語りました。
 現在も外務省と交渉中であることを報告しました。

詳細については次号月刊レコンキスタで報告いたします。

 


■平成26年6月3日 『第149回 一水会フォーラム』を開催しました


レコンキスタの記事について語る木村代表


東西冷戦後の欧米対ロシアの現状を語る菅原氏

6月3日、ホテル・サンルート高田馬場三階会議室において、第149回一水会フォーラムが行われました。
 国際政治アナリストの菅原 出氏を講師に迎え、演題は「ウクライナで暗躍する謎の武装組織」と題してお話をして頂きました。

講演に先立って、木村代表から活動報告として「レコンキスタ」6月号で取り上げたロシアの“クリミヤ併合時にEU・米国によって発動された対ロシア人制裁リスト”について報告し、日本政府の制裁発動に「日本政府は欧米追従ではないか。もし、制裁を解除する時は欧米に先駆けて制裁解除すべきだ。さらにクリミヤに日本領事館を設置するくらいの構想を持って欲しい」という指摘がなされました。
 この問題ではすでに「大手新聞」においても記事が書かれています。
(6月3日、朝日新聞朝刊三面)さて、午後7時から始められた講演ですが、満員の会場では真剣にメモを取る方々も多く見られ、欧米諸国とロシアの緊張関係の中にあるウクライナ情勢に対する関心の深さが感じられました。

 その後、休憩をはさんで質疑応答が行われました。ウクライナ情勢における西側報道の偏向性からいかにリテラシーを発揮するのかなどの質問には、冷戦時代から今に続く東西の情報戦の実態について説明がなされ、改めて正しい情報判断が求められると痛感させられました。
 また二次会には、菅原先生も最後まで参加されてフォーラム参加者は大いに盛り上がりました。

 次回7月の予定は、元内閣総理大臣の鳩山由紀夫氏をお招きし、演題は「異論・反論・オブジェクション−東アジア共同体構築へ」と題し開催させて頂きますが日時については現在調整中です。
この機会に、鳩山氏から御意見を聴きたいと思います。
詳細は決まり次第、弊会ホームページなどで発表いたします。
予約制ですのでお早目のお申し込みをお願いいたします。

 


■平成26年5月15日 『第148回 一水会フォーラム』を開催しました

今回の一水会フォーラムは、世界平和研究所主任研究員の藤和彦先生を講師にお招きして「日露エネルギー同盟を締結せよ!」と題して講演していただきました。
定例会場のホテルサンルート高田馬場の会議室は今回も熱心な聴講者で満員となりました。講演の内容は、次号レコンキスタ420号に詳しく掲載いたしますのでお待ちください。

 

 

(写真 上)
日本のエネルギー問題について語る藤先生

(写真 中)
資料をもとに熱心に聴講する参加者

(写真 下)
木村代表も質疑応答で疑問点を確認

 


■平成26年4月29日 第六回「奉祝 昭和節」を行いました

 日本政府が戦後逃げ続けてきた、いわゆる弱腰外交から 我々が強い日本を取り戻すには、尊厳と努力によって日本を世界の大国に築き上げた昭和という時代を思い起こさねばなりません。
 それには戦前から戦後にかけ、日本を想い、誰よりも国民一人一人の事を案じていただいた先帝陛下であらせられる昭和天皇を忘れる事は出来ません。
 先帝陛下の御聖徳に感謝の気持ちを込めて、民族派活動家が新宿駅西口にて街頭宣伝と金平糖配りをしました。

(写真 上)
弊会代表木村三浩も激動の昭和時代を生きてこられた先帝陛下に感謝の心を述べました。

(写真 中)
義進護国会の上條進一会長は熱い心で道行く人々に訴えかけました。

(写真 下)昭和天皇のお誕生日をお祝いして金平糖の小袋を皆さんにお配りしました。

 


■平成26年4月21日 『ケネディ駐日米国大使宛要望書』を提出

ケネディ大使宛におくった書面

今月下旬、来日が予定されているオバマ大統領にむけ、一水会の要望をケネディ駐日大使宛てにFAXしました。

内容は、弊会の基本理念を伝えるとともに、オバマ大統領来日の際には広島、長崎のどちらかの地でも慰霊参拝をしていただくこと、およびケネディ大使にも原爆投下日の8月6日、9日の慰霊参拝を求めるものです。
さらに、NHK放送局の取材を拒否したことに対して、日本の現状を理解するうえでも意見交換、対話ができるようにとの要望をしました。

 


■平成26年4月11日 『第147回 一水会フォーラム』を開催しました

今回の一水会フォーラムは、北海道大学大学院法学研究科准教授の中島岳志先生を講師にお招きして「血盟団事件−昭和維新テロから現代は何を学ぶべきか」と題して講演していただきました。
会場となった新宿区高田馬場駅前のホテル サンルートの会議室は、中島先生の人気を示すように超満員となり立ち見での聴講となる方もおられました。

講演の内容は、次号レコンキスタ420号に詳しく掲載いたしますのでお待ちください。

また、講演終了後は講師の中島先生を囲み、近くの居酒屋で恒例の直会をおこない、参加者同士で意見かわし交流を深めました。これも一水会の大事な活動でもあります。

 


■平成26年3月30日 『もうやめよう!TPP交渉3.30大行動』に参加

日本が乗っ取られるTPP(環太平洋パートナーシップ協定)に断固反対すべく、実行委員でもある弊会は有志に呼びかけて東京日比谷野外音楽堂に集まり、悪天候の中、全国から集まった約1200人の各団体と主義主張を越えて大同団結しTPP阻止を訴えました。集会と銀座デモに参加しました。この集会は昨年の『これでいいのか?! TPP 12.8大行動』に続くTPP阻止の第二弾集会です。

銀座デモ出発の直前は雨も一時止み、多くの組合旗のなか日の丸はひときわ鮮やかな存在感がありました。

デモコースは日比谷公園〜数寄屋橋〜銀座〜東京駅付近まで約1.5kmを歩きました。

 


■平成26年3月28日 『北遺族連絡会会合』に参加

朝鮮北部地域に残された約2万名の日本人遺骨の収容 と墓参の​ 実現を目的に活動する北遺族連絡会の今年第二回目の会合が参議院会館会議室でおこなわれ、弊会から木村代表が来賓として参加しました。
先日の日朝赤十字会談後に横田めぐみさんのご両親とお孫さんのキム・ウンギョンさんとの対面が実現した影響からか会場には多くのマスコミが取材に来ており、関心の高さを感じました。

挨拶する弊会、木村代表と来賓・関係者の方々

 


■平成26年3月11日 『第三回 三月十一日 日本人の原点「祈りの日」式典』に参列

永田町の憲政記念館で行われた『第三回 三月十一日 日本人の原点「祈りの日」式典』に参列しました。元福島県知事の佐藤栄佐久氏と岩手県の「三陸花ホテルはまぎく」代表取締役の千代川茂氏が震災後の苦しい経験談を語ってくれました。また岩手県大船渡市を拠点に活動する音楽ユニットLAWBLOW(ローブロー)や日本舞踊師範の藤間浩菊さん、インターネットで注目を浴びている若手歌手文月メイさんらも出演してくれました。

東日本大震災の大惨事を風化させることなく、心に刻み、再びこうした惨禍が起きることのないよう「三月十一日を『祈りの日』に制定しよう。」とする署名活動も行われています。詳しくは一水会事務局までお問い合わせください。

(上)参加者全員で白菊の献花をおこないました。

(下)震災の体験談を語る、千代川茂氏

 


■平成26年2月11日 『「建国記念の日」民族派全国統一行動』

全国の民族派、50団体による「建国記念の日」の政府主催による奉祝式典開催を求めて全国統一行動に実行委員として参加しました。
新宿駅西口で街頭演説をする四宮正貴顧問

多くの通行人に「建国記念の日」の政府主催による奉祝式典開催を求めるチラシを配りました。

 


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