プーチン首相来日に伴う提言をロシア大使館にて手交

●平成21年4月27日(月)●
【プーチン首相来日に伴う提言を手交】

四月二十七日、
プーチン首相来日に伴う提言をロシア大使館にて手交いたしました。



プーチン首相来日に伴う提言


我々は戦後体制打破・日本の自主独立を訴える一水会であります。

我々は貴国の公党であるロシア自由民主党・ウラジミール=ジリノフスキー党首と交流を持つ民族派団体であります。
アメリカのイラク侵略に共に対抗し、国際グローバリズムへ批判の論陣を張ってきました。
貴国ロシアも何回か訪問しております。

そのような観点から、来る五月十一日より、ロシア連邦共和国のプーチン首相が来日しますが、
この機会を捉え日本の民族派団体一水会として日ロ関係改善のための基本的な提言を申し上げさせて頂きます。
我が国と貴国とはこれまで長い歴史を持っています。しかしながら良好な二国間関係はあまり続いてきませんでした。
特に貴国と我が国には、平和条約すら未だ締結されていないのが現状であります。
日ロ双方の政治的状況が条約締結を阻んでいるわけですが、
特に我が国国民の貴国に対する感情はすこぶる良いとは限りません。

それは、貴国が昭和二十年八月九日、日ソ中立条約を一方的に破り我が国に攻撃を仕掛けて来た結果であり、
今日なおも択捉島・国後島・歯舞諸島・色丹島を不法に占拠しているからであります。
しかも千島列島・南樺太に関しては、サンフランシスコ条約で我が国は国際連合の信託統治者に放棄しましたが、
貴国は同条約をボイコットしております。
しかしながら、それらの地域を「日露戦争の借りを返す」として報復的に強奪、今日まで占拠しているのであります。

さらに終戦後、日本人将兵六十万人を国際法を無視してシベリアに強制連行し、労役に就かせたのであります。
この様な歴史的蛮行が行われたため、貴国を快く思っていない日本人が多くいるのは事実です。

だが、昭和三十一年、日ソの国交は回復されました。
当時は冷戦状況の真っ只中で、仮想敵国として認識しておりました。
そして平成三年にはソ連邦が崩壊し、新生ロシアが誕生し、しばらく混乱が続いていましたが、
貴国も徐々に秩序を取り戻し、我が国との価値観を共有する部分も多くなってきました。
共産主義から脱却して二十年近く経った今日、
貴国への国際社会での位置付けも変化し、いわゆるG8、G20にも参加するようになりました。
言わば、通常の国としての振る舞いが出来てきたということです。
このような状況の中で、貴国プーチン首相が来日されるわけですが、
プーチン首相は特に日本文化に造詣が深く、柔道を嗜み、礼を重んじる人物と聞いています。

昨今、我が国と貴国の間において、北方領土問題に関する要路のアイデアなどが言説としてマスコミに流れております。
戦後六十年間、領土問題の解決への進展はなかったわけですが
、我々は前述の通り、択捉島・国後島・歯舞諸島・色丹島の帰属は当然我が国にあると確信し、疑う余地はありません。
これらが我が国に返還されることを強く要求するものであります。
また千島列島・南樺太に関しても、我々は我が政府をして国際連合に対し、
帰属先不明であるとして検証を要求するものであります。

さらに現在、北方四島周辺の領海において、日本の漁業関係者が安全操業できないケースも多々あり、
拿捕されるなどの危険性を回避させるため、これらの問題の解決を喫緊の課題として要求致します。

最後に、我々はプーチン首相の来日に際し、
日本に対する見識も深い同首相の靖国神社参拝が実行されることを、断固として要求するものであります。
先だっては、オバマ政権の国務長官であるヒラリー=クリントンが来日し、明治神宮を参拝しました。
日本人の魂の尊厳に敬意を表する講道館嘉納治五郎の弟子であるプーチン首相こそ、
靖国神社を参拝するにふさわしい人物であると思います。
是非、実行して頂きたいものであります。


このことを、ロシア連邦共和国駐日大使ミハイル=ミハイロヴィチ=ベールィ大使殿に要求するものであります。



 ロシア連邦共和国駐日大使
  ミハイル=ミハイロヴィチ=ベールィ殿

平成二十一年四月二十七日
日本民族派団体 一水会
代表 木村三浩






詳細につきましては、レコンキスタ360号で報告します。